メディア掲載 【メトロポリターナ】オフGIRLその3:“オフ活”このフレーズが私のスイッチ

「視点を変えて“オフ”モードに」

ストレスをオフするには“視点をちょっと変えること”と前回お伝えしました。それが自在にできるようになると、心がもっと自由になれるとも。「でも、具体的にどうすればいいの?」というのが今回のテーマです。が、その前にちょっとだけ、ストレスのしくみについてお話したいと思います。

ストレスを一言で表すなら、心も体も「囚われてしまう」ことではないでしょうか?理想と現実のギャップにばかりピントを合わせすぎてしまい、思い通りにいかない原因を頭の中で繰り返し責める…。これぞストレス!この「原因」が自分にある以上、自身をいじめ続ける「自責のループ」から抜け出せない。うぅ…、読んでいるだけで胃が痛くなってきた~ってあなた!そんあ囚われた状態からは、「視点をずらす」ことが重要です。「自分が今、どの視点でモノを見ているのか」を意識的に自覚できるようになると、自然にその視点をずらせるようになります。これは“自分の人生のコントロールバー”を取り戻すことであり、不安や執着、劣等感に囚われた状態から解放され、ストレスオフになった状態です。とはいえ、これがなかなか難しい…。そこで「視点をちょっと変える」テクニックをご紹介します!

私たちの会社で日常的に実践しているのは、まずストレスフルな状態を“オン”、そして視点をずらし、自分の真ん中に戻るための活動に“オフ活”と呼び名をつけていることです。そうすると、「最近なんだか忙しすぎて“オン”になっていない!?少しは“オフ活”したら!?」なんて会話が飛び交うように。「婚活」や「就活」などと同じく、ストレスが高まりそうシーンの呼び名を共有言語化することで、お互いが労り合う状況がつくれます。オンな自分を自覚できたら、次は具体的な「オフ活」の実践です。

私にとっての一番のオフ活は、睡眠。化粧品会社の社長である私が言うのもなんですが、寝不足だと肌はボロボロ。え?オフ活できてないって!?いえいえ、ポイントは「自責よりも自覚」。今日は遅くなったから、明日は早めに寝てオフしようっと!そういう自分に声をかけられたら、楽な気持ちで再トライできるものです。ストレス社会を楽ちんに生きるためにも、ぜひ今日からもみんなと一緒に“オフ活”という言葉を使ってみてください。その先にはきっと素敵な変化が待っているはず。さて、次回は『ストレスで老け見え女子に!?』と、スキンケアブランドらしいお話しの予定です(笑)。ではまた、お会いしましょう!

原稿:代表取締役 恒吉明美